太陽光発電を東京で導入する場合、どんなメリットが?
■そもそも太陽光発電ってなに? 電気代が安くなって電気も売れる?
電力を太陽光で作る太陽光発電は「エコ」、「電気料金を節約することができる」という2つの大きなメリットを持つイメージがあります。実際にその通りで、導入をすることでこれらの恩恵を受けることができます。ただ、具体的にどういったシステムになっているのかわからない方も多いのではないでしょうか?太陽光発電のシステムと、具体的なメリットについて説明をします。今後導入を検討している方は参考にしてください。
太陽光による発電は、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換して電力として使用するというシステムです。そのため電力会社から購入する電力を軽減することができ、電気料金を抑えられる点がまず大きなメリットになります。また余った電力は電力会社に買い取ってもらうことができるので、収入を得るためのビジネスとして活用が可能です。この売電は自動的に行われるので、複雑な手続きや作業が必要になることもありません。電気料金の節約という点では、やり方しだいによってどんどん抑えることができます。
例えば、日中はできるだけ日光に頼った生活をすることで、極力無駄な電力使用を抑え、太陽光を使って作った電力をできるだけ売却に回すことも可能です。設置費用の早期回収を狙うのであればよい方法だと言えます。また、太陽光パネルを設置するにあたり、オール電化にするという手もあります。通常ガス料金が別途かかりますが、オール電化にすれば全て電力で賄えるため、光熱費を全体的に抑えることができます。さらに夜間は電力会社の電力を使用しますが、夜間料金を安くするプランを選択すればトータルの電気料金を節約することが可能です。
火力発電などと違い、エネルギーの生産時に二酸化炭素を排出しないということも大きなメリットの一つです。エコにつながりますので、これまで電気の使用を環境のために控えていたという方でも、太陽光ならクリーンなエネルギーのため罪悪感もありません。
■太陽光発電の導入を東京で検討する場合、東京独自の補助金がある?
導入を東京で検討する場合には、独自の補助金制度があるので初期費用を抑えることができます。東京在住で自宅に太陽光を取り入れようと考えている方は、補助金制度を活用しましょう。まず東京では既存住宅における再エネ・省エネ促進事業が行われています。補助金を受け取るための条件としては、太陽エネルギー利用機器の導入と省エネリフォームを同時に行うこととなっています。まず太陽光システムに関しては、19万9000円に入所定員をかけたものを上限額として、補助を受けることができます。また太陽熱利用システムでは、50万円に入所定員をかけた額を上限額に補助を受けることが可能です。さらに高性能建材を活用した省エネリフォームでは、70万円に入所定員をかけたものを上限額とし補助を受けることができます。このように金額的は決して小さい額ではないので、太陽光の導入費用をグッと抑えることも可能です。
また東京都では区単位で独自に補助金を助成している地域もあります。例えば品川区では太陽光発電システム設置助成事業が行われています。家庭用の太陽光発電に関して、上限9万円で助成金を受けることができます。ただし助成金については受けられる件数に限度が設けられていますので、導入を検討する場合にはその点に注意をしなければなりません。
■太陽光発電にするとさらにこんなメリットも
太陽光発電をすることはさまざまなメリットがあり、導入することでより生活を便利に、快適にすることができます。まず部屋の室温が今よりも快適なものへと変わり、過ごしやすくなります。屋根にソーラーパネルを設置することによって、夏は暑い太陽の光から屋根を保護することができます。そのため室温が上がるのを防ぐことができますし、エアコンによる電気代を軽減させることができます。また冬は室内の熱を外に逃がしにくくなるため、夏と同様に暖房器具による電気代を節約することが可能です。ソーラーパネルを設置することでこのように節約と室温を適温にするのに役立ちます。
太陽光による恩恵は災害時にもあります。例えば地震などの災害時には電力の送電がストップしてしまうことも珍しくありません。現代の生活はかなり広い分野で電気に頼っているため、生活自体が非常に不便なものとなってしまいます。そんな中、太陽光パネルを設置すれば、自立運転システムによって日光がある限り電力を取り出すことができます。災害時にも電力を使うことができるのは、自然エネルギー利用の大きなメリットと言えるでしょう。
太陽光発電は太陽光を利用するものなので、自動的にエコにつながります。環境破壊などが今でも問題になっていますが、そんな中環境を守る地球にやさしいシステムと言えます。様々なメリットがある太陽光発電の導入を、積極的に検討して見てはいかがでしょうか。
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