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住宅用太陽光発電(ソーラーパネル)設置・施工の流れ

2016年5月20日

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■太陽光発電(ソーラーパネル)施工前に知りたいこと

太陽光発電(ソーラーパネル)は、一般的な家電製品とは違い、それぞれの家や建物の屋根の形状やスペース、その利用者の希望に合わせて工事を行うオーダーメイドのシステムです。施工前、契約前には慎重なソーラーパネル選びや施工業者選び、打ち合わせなどが必要となります。また、初期投資にかかる費用も大きくなるため、決して失敗は許されないものとなるでしょう。
太陽光発電システムの寿命は数十年という長いものになります。しかし、その寿命を全うして長く太陽光発電の効果を得続けるためには、アフターケアや点検などの施工業者との付き合いが欠かせません。
また、自宅などの建物に直接設置工事を行うこととなれば、その施工技術にも慎重な吟味が必要です。そのため、総合的に見て安心して任せられる業者を選び、自分に合ったソーラーパネルの提案を選ばなければいけません。太陽光発電システムの普及に合わせて、ソーラーパネルの種類も施工業者も増えてきています。数ある業者、パネルの種類の中からより良いものを選んで快適な太陽光発電を始めましょう。
施工前に必要となるのは、施工業者選びとソーラーパネルのメーカー選びです。施工業者の中にはメーカー一社のみを取り扱っているところや複数から選べるものなど様々です。
また、ソーラーパネルの設置は屋根ごとの傾斜や形状、周囲の遮断物などによって、それぞれ独自の施工が必要となります。屋根の形に応じて、効率の良い設置をしてくれる業者を選ぶことが必要です。この際も業者が複数のソーラーパネルの種類を扱っていることで、より良いパネルの大きさや並べ方の提案が可能となります。

 

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■太陽光発電(ソーラーパネル)工事の手順

太陽光発電(ソーラーパネル)の工事にかかる日数は一般の家庭で用いられるもので3、4日程度となっています。これは工事の規模、屋根の形状、天候等に左右されるため、ゆとりを持って見ることが必要になります。屋根の工事となるため、足場の利用が必要となる場合もあり、その時には足場の組立と解体にも日数を取られます。工事の前には屋根裏や配電盤の周辺を調査して配線やパワーコンディショナーなどの設置箇所の打ち合わせを行います。こうした調査は工事当日までに行われ、オーナーとの打ち合わせによって最終的に位置などが決定されます。
足場の設置などの準備が整ったら、太陽電池パネルの取付けと電気配線が行われます。パネルを設置するための架台を置き、そこにソーラーパネルを取り付けます。屋根の形状や屋根材の種類に合わせて、架台を固定します。屋根の傾斜をそのまま生かした施工をすることも、より発電量を確保するためにソーラーパネルに独自の傾斜を加えることもあります。屋根のケーブル取り込み位置には下穴を開けることになります。そのため、防水の処置も行うことが必要となります。
太陽光発電システムを正しく機能させるために、パネルからのケーブルの引き込みとそれをまとめる接続箱、パワーコンディショナーなどの機器類の設置と配線を行います。室内には養生を施して工事での家財などの傷を防ぎます。室内の機器類の設置では配線を壁の内部に収めて、機器類が目立たずに正しく設置されていることが必要です。外壁にも手を加えられるため、ここでも防水等の処置が必要となります。
室内外の機器類はソーラーパネルからの電力を集めて家庭用で使えるように変換するために重要な役割を果たしています。ソーラーパネルから接続箱へ電気が集められて、それをパワーコンディショナーで家庭用の電気に変えることができます。これらの設置とその配線が正しく行われないと漏電のリスクや発電効率の悪化などにつながります。火災などの危険もあるため、非常にシビアに行われなければいけません。室内作業は天候に左右されずに行えますが、パネル設置などの工程は雨天には行えないこともあります。
売電用のメーターをつけて、全ての工程が終了したら売電と発電した電気の使用が始まります。売電関係の手続きや補助金の申請などは施工業者でも代行できる場合には、こうした手間を省くことができます。そして必要書類を準備して施工業者に依頼することになります。

 

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■太陽光発電(ソーラーパネル)設置の注意点

太陽光発電システムの工事は、自社スタッフによって実施できる業者とそうではなく外注に任せっきりとなるものがあります。外注に任せっきりとなってしまう業者では、アフターケアや工事の際のトラブルの対応などが十分でなかったり、技術面で不安がある場合なども考えられます。
さらに見積もりや提案の段階であいまいな業者や現地を調査せずに提案をするような業者も注意が必要です。太陽光発電システム導入を考える場合には、できるだけ多くの業者を見比べて信頼できる業者を見つける必要があります。
契約を急がせるような業者もいますが、言いなりにならずに慎重に決定するようにしましょう。特に飛び込みの営業には注意をすることが必要です。

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